山と食

居酒屋日本橋で元祖くさやと地魚を食べまくった最高な夜【新島】

新島(東京・伊豆諸島)探検中に立ち寄った飲食店から「居酒屋日本橋」をご紹介します。観光協会で入手した「新島・式根島フードリスト2023」では「赤ちょうちんが出迎えてくれる居酒屋。自家栽培の野菜と、釣りたての魚が自慢です」と紹介されており、美味しいお魚を目当てに訪れてみました。

居酒屋日本橋

居酒屋日本橋の場所

居酒屋日本橋さんの住所は新島村本村1丁目3-6。新島本道を北上し「ラーメンどさんこ」を右折してすぐ、対面の「紅谷」さん手前の道を北に。その先の辻にありました(下の地理院地図の十字のところ)。メインストリートのひとつ奥の道なので、やや発見しにくいかもしれません。しかし有名な和菓子屋さんの「紅谷(CAFE BENI)」の真後ろにあると考えればよいです。

不定休で、営業時間は17〜22時です(島時間なのでたぶんおおよそです)。

新島の地魚を食いまくる

夫婦お二人でやられているお店のようでした。おかみさんに早速、おすすめお刺身の三種盛りを注文。八丈同様、青唐のみじん切りが付いていました。どれもプリプリした歯ごたえで最高に美味い(この時は島めぐりで相当疲れていたため、お魚の種類は説明はされましたが忘れてしまいました!)。

刺身盛り合わせ

くさやの焼きも勿論注文していました。くさやは新島が発祥という説がありますから、食べないわけにはいきません。新島の地元の方が集う赤ちょうちんで食べるくさやは、本物中の本物といえるでしょう。お魚は青むろだったと思います。

青むろのくさや

久しぶりに食べるくさやで、頭も疲労で朦朧としていたのでぼんやり箸で裂こうとしていたところ、見るに見かねた(?)おかみさんが「わかってないね、こうやって食べるんだよ!」という感じで(そう言われたわけではない)手で千切ってくれました。

青むろのくさや

そうだ、くさやはこうやって食うのが美味いんだ!塩辛すぎず、臭みもリッチでもちろんおいしい。小骨以外ぜんぶいただきました。

鮮魚の焼き魚も食べたいと思い、その日のおすすめを注文。たしかイサキだったような気がします(やはりよほど疲れていたのか、店内メニューを撮影していなかったようです)。ホクホクして美味い! 都内では絶対に食べられない鮮度です。お酒は控えめにレモンサワーを注文。島焼酎もガツンと飲みたかったのですが、翌日は山歩きがひかえていたので軽めにしました。

イサキ

途中で島の常連さんたちが訪れて、おかみさんと楽しそうにワイワイお喋りされていました(そしてなんと翌日に焼肉・夕浜亭さんで再会)。

居酒屋日本橋

不定休で営業時間は大体17時から、閉店は22時くらいのようでした。筆者訪問時はたしか開店時間の少し前だったと思うのですが、やってますか〜? と中を覗いてみたら快く迎えてくれました。お魚以外のメニューもたくさんあるので、新島訪問の際は是非寄ってみてはどうでしょうか。カウンター5〜7席くらい、お座敷が2〜3テーブルくらいあったように思います。

新島では羽伏浦キャンプ場に連泊したのですが、この日本橋さんを含め数件の飲食店に立ち寄りました。思ったのが、新島の人たちは相当グルメで、食いしんぼうだな、ということ。どのお店も料理に外れがなく、ボリュームもたっぷりでした。

新島のくさやはやはり美味しかったので、知人用と自分用に大量の焼くさやを買って帰りました。

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著者
ヤムパパー

秩父・奥武蔵・奥多摩・伊豆諸島がホームグラウンドの低山ハイカー。動植物の写真を撮りながら歩くのが好き。日帰りメイン時々テント泊。著述家・翻訳家

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