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FIELDOOR アルミテントポールはソロタープにピッタリで良い買い物だった【超軽量でコスパ良し・150cmで250g】

5.0

タープで使う目的で超軽量なポールを探していました。しかし超軽量ポールとなると大体カーボン製で、値段も跳ね上がります。そんな時にこの「FIELDOOR アルミテントポール」をAmazonで発見。筆者購入時は3,300円とお手頃な値段で、評判も悪くなさそうだったので購入してみました。

FIELDOOR アルミテントポール

これ、大きくて重いタープを使うのでなければ、すごく良いと思います。

長さ自在・強度も問題なし

2本セットの商品です。150cmのポールx2、と説明されていますが、関節の1つ1つは長さが30cmで、自由に組み合わせて使えます(直径16mmのパイプ)。たとえば90cmにすることもできますし、180cmの長さで使えたりもできます(強度面の話は別として)。連結・分解作業も特に力は要らず、ストレスフリーです。

私が購入した個体の重量は、セット全体が付属の収納袋に入れた状態で518g。袋がない本体のみだと503g。ポール各部は30cmの長さ(ジョイント部を除く)に揃えられており、先端の節が51g。いちばん下の節が53g。中間の節が49g。大体各部が50g前後で設計されているようです。収納時の長さは、約36cmです。26Lのザックにも楽勝で入ります。

FIELDOOR アルミテントポール

私が主にこのポールを使っているタープは、アライテントの「ライペン・トレックタープBeyond」という超軽量なソロ用タープです。こうした軽量なタープであれば、このFIELDOOR製品のような軽量ポールでも問題なく運用できます。これまで八丈島(東京都)をはじめとする暴風環境でも何度か使いましたが、しなることはあっても折れることはありませんでした。

FIELDOOR アルミテントポール

風速20m以上でも全く問題なく、頑張ってくれました。勿論ロープは丁寧に張っていますけれども。重量級のタープでなければまず大丈夫ではないでしょうか。

タープはトレッキングポールで設営できたりしますが、私が最近愛用しているNaturehikeの超軽量トレッキングポールは、110cmの固定長タイプを選んでいるので、ゆったりしたキャンプ用に高さをより自由に設定できるポールを探していたところでした。私の用途にはピッタリの製品です。

FIELDOOR アルミテントポール

アライテントのトレックタープBeyondなら、通常なら150cm程度の高さ(まさにFIELDOORアルミテントポールの1本分)がちょうど良い感じです。雨が強い時は、90cm以下など低くします。150cm分のポール1本を持っていく場合は約250gと、この軽さはかなり助かります。

品質的には、Amazonのカスタマーレビューを読んでいると先端のポールの細い部分(テントやポールのグロメットに入れる部分)がかなり曲がっているものがあった、という苦情がわりとあるようでした。私の個体も、先端は「ちょっぴり」曲がっているのですが、交換を申し入れるほどの曲がりようではなく、強度的にも影響はないように思ったのでそのまま使っています。極端に曲がっていた場合は、新品交換を依頼すると良いでしょう。

FIELDOOR製品は他にもエアーマットなどを使っていますが、軽量なわりに安価なものが多い印象を受けます。最高品質のものではないと思いますが、コスパはすごく良いと思います。個人的にはこの品質・この軽さでこの価格なら満点です。バランスが良いですね。

ちなみにこの製品、私が購入したのは「5本連結」タイプですが、「6本連結タイプ」も選べます(180cmx2にできるわけですね)。カラーもゴールド・シルバー・ブラック・ブラウン・レッドの5色が用意されています。なお、ガイロープやペグは付属しませんのでご注意。

著者
ヤムパパー

秩父・奥武蔵・奥多摩・伊豆諸島がホームグラウンドの低山ハイカー。動植物の写真を撮りながら歩くのが好き。日帰りメイン時々テント泊。著述家・翻訳家

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