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春夏のハイキングでは虫よけネットが大活躍 ハットの上からかぶれる広さで藪こぎ・野宿にも(trentiva 虫除け防虫ネット)

4.0

春夏のハイキングでの最大の悩み、私にとってそれは「虫」。虫といっても蝶や甲虫なら大歓迎なのですが、ヤブ蚊・ブヨ・ハチ・蚊柱をつくるユスリカなどは大変苦手です。そんなわけで春夏は「虫よけネット」が欠かせません。私が最近使っているのは、700円くらいの安いものです。中華製品なので名前はあってないようなものですが「trentiva」というブランドらしいです。

trentiva 虫除け防虫ネット

広さたっぷりで帽子の上からかぶれる

カラーはグリーン・ブラック・ライトグレーの3色あり、私が持っているのはグリーン。上の写真のような立派な収納袋が付いてきて、広げると下のようなサイズになります。バケツをひっくり返したような形状で、横幅45cm(下側。上は20cmくらい)、縦は50cmあります。ハットやキャップの上からかぶることを前提としているサイズ・形状です。ものすごく余裕があります。

trentiva 虫除け防虫ネット

ハニカム模様の立派なネットで、特に品質が悪いところはありません。雑に扱っていますが、華奢な感じもなし。

trentiva 虫除け防虫ネット

ネット越しに見る風景は、少し見づらくはなるかなぁ、という感じはあります。ここだけちょっと減点。しかし、これは仕方ないかという気はします。グリーンがいちばん視界に影響しないだろうと思って選んだのですが、もしかするとブラックのほうが視認性は良いような気もしています(買い直そうと思うほどではないですけれども)。カラーは好みが分かれそうです。

trentiva 虫除け防虫ネット

ただ私はこれを着用したまま一日中歩き続けるわけではないので、良しとしています(必要な状況でのみ使います)。

藪漕ぎや野宿で活躍

下は私が大好きな奥武蔵の低山・柏木山の藪道。こういう道では大量のユスリカ、そしてクモの巣に遭遇します。ザックのウエストベルトのポケットにこの虫よけネットを入れておいて、必要な時にかぶって歩きます。クモの巣ならトレッキングポールで何とかなりますが、虫はどうにもなりません。ネットがあるとスズメバチが寄ってきても、落ち着いて対応できます。とっても便利。

柏木山の藪

柏木山で藪漕ぎ

歩行時以外にも、キャンプ中、テントではなくタープの下で眠る時など、このネットで首まで覆っておけばアリや蚊が寄ってきても気になりません。ドローコードがあるので、首元で絞れます。

重さはポーチに入れた状態で23gと軽量。収納袋がわりと格好良い(私の収納袋はグリーンなのですが、現行品はオレンジになっているかもしれません)。700円でこれなら充分納得できる品質です。ショルダーハーネスのカラビナなどに引っ掛けておいても良いですね。

著者
ヤムパパー

秩父・奥武蔵・奥多摩・伊豆諸島がホームグラウンドの低山ハイカー。動植物の写真を撮りながら歩くのが好き。日帰りメイン時々テント泊。著述家・翻訳家

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