小物類登山用品の話題

ジップロックのLサイズを地図の防水・保護ケースとして活用してみたら結構いい感じにフィットした

小技・ハック、と呼べるほど大袈裟なものではないのですが、先日「ジプロックのフリーザーバッグ・サイズL」が地図のケース・カバーとして便利に使えることを発見したのでご紹介します。

1/25000地図にほぼほぼピッタリ

ある日、地理院の1/25000地図や、A4サイズに印刷した他の地図、観光用パンフレットなど、歩きながら手に取る機会が多いものを入れてみました。私は普段から地図専用のカバーを使うことはほとんどないのですが、この日は雨の多い八丈島(東京)に向かう予定で、出発直前にクリアファイルのようなものを探したのですがたまたま家にありませんでした。

地図入れとして使ったジップロックのLサイズ

しかし食べ物の袋ゴミや濡れたものなどを入れるためにいつもジプロックの袋を数枚携帯しており、現地で試しに地図などを入れてみたところ、ほぼほぼピッタリ! ジップロックのLサイズは縦30cmx横27cmで、文書は縦幅28cmまでなら入口も閉められます。地理院の1/25000地図は、四つ折りにするとほぼA4サイズ。封はできないのですが、雨の日にザックのメッシュポケットに突っ込んでおく時は入口を下にしておけば問題なさそうです。

地図入れとして使ったジップロックのLサイズ

完全防水ではないのですが、突発的な雨が降った時や、霧で湿った時にはこれでも十分役に立ちます。透明なので、このまま地図を細かいところまで眺めることもできます。歩く時は、この袋をチェストやウエストのストラップと身体のあいだに挟んだりします。あと、クリアファイルよりも少し軽くなるのでそこも気に入っています。そして安い。ほぼ満点。

ちなみに地理院地図はネット版を印刷して使われる方が多いと思いますが、個人的には書店や「日本地図センター」で購入できる本物のほうが細かいところまで見やすく感じるので、頻繁に訪問する山の地図は結局現物を購入することが多いです(色が結構違うのです。本物のほうがグラデーションが細かく、眺めていて楽しい。ほとんど書物のようです)。

地図の防水には専用のマップケースを使うという手もありますが、ジプロックの袋なら他の用途に使えるところも良いなと思います。縦がもう2〜3cmだけ長かったらこの場合は完全防水になって完璧なのですけれども。ジプロックにはXLサイズもあるのですが、そちらは縦38.1cmにもなるので、少し大きすぎるかもしれません。

著者
ヤムパパー

秩父・奥武蔵・奥多摩・伊豆諸島がホームグラウンドの低山ハイカー。動植物の写真を撮りながら歩くのが好き。日帰りメイン時々テント泊。著述家・翻訳家

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