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Alpina Overview 登山道のコントラストが上がる使いやすい偏光サングラス【晴天向き】

4.5

ハイキング・登山で筆者が愛用している「Alpina Overview 偏光レンズサングラス」を紹介します。紫外線からの眼球保護・目から吸収された紫外線による日焼け防止のためでもあるのですが、コントラストが上がるので路面の状況把握に大きい影響を与えないところもメリットと感じています。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

Alpinaはドイツのアウトドアブランドで、スキーやスノボでは特に人気があると思います。

メガネの上からもかけられる

Alpina Overviewの大きい特徴は、メガネの上からもかけられるようになっているところです。私も視力が悪く、登山でもたまにメガネを使うのでこれは大変ありがたい製品です。また、サイドのテンプルにも大きい採光窓があるため、左右の視界も確保できるところが気に入っています。ひろく包むように覆ってくれるので、日焼け防止はもちろん花粉対策としても効果があると思います。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

Alpina Overviewには「ハバナ」と「ブラックトランスパレント」の2種類のカラーがあり、フレームだけでなくレンズの色も違います。私が愛用している「ハバナ」はブラウン系のレンズで、可視光線透過率は15%。紫外線カット率は99.9%とされています。有害光線をしっかりめにカットしてくれるタイプです。

仕上げも丁寧で高級感があり、何度か派手に落としたことがあるのですが、レンズが外れたのは1度だけ。かなり丈夫なつくりだと思います。結構な回数を落としているのですが、レンズ自体は無傷のまま。かれこれ1年半ほど使っています。値段は6000円前後となかなかお買い得です。

石井スポーツ大丸東京店で試着してみたところ、フィット感が素晴らしく良かったのでその場で即買いしました(石井スポーツ大丸東京店は、他の店舗よりも接客が素晴らしいので私はよく利用しています)。Amazonでも手に入ります。

トレイルはどんなふうに見える?

Alpina Overview越しに登山道を見るとどんな感じかになるか、見ていきましょう。下は秩父の二子山の岩稜を普通にカメラで撮った時の写真。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

Alpina Overviewで見る時の肉眼での印象は、下の写真のような具合です(クリックで拡大できます)。コントラスト(明暗差)が強調されるため、明るさは落ちても路面の状況は漏れることなく、しっかり伝わってきます。そのため安心して歩けます。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

下は北秩父の宝登山を直登する山腹道です。この日は曇天だったので、このサングラスをかけなくとも良かったのですが、試しに比較写真を撮ってみました。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

Alpina Overviewでは下のように見えます。ザレの有無、枯葉の量、木の根などよく見えます。登山道以外にも、川や沢の水の様子もよくわかります。

Alpina Overview 偏光レンズサングラス

光線量は落ちるので、日差しの少ない暗い杉林のザレ、木の根の露出した下りなどでは外したほうが良いです。晴天向きのレンズです。

登山中にサングラスを落とさないための工夫

私は写真をよく撮ることもあり、サングラスをかけていない時間のほうが長いです。日差しが強い時や日陰のない稜線、晴天の雪山ではかけるのですが、使っていない時は収納に困ります。そのため「シマノ・グラスストラップ」という製品と組み合わせて、使わない時は帽子の上にひっかけていることが多いです。

Alpina Overview 偏光レンズサングラスとシマノのグラスストラップ

私が使っているザックではサングラスをうまくひっかけられるところが少なく、首から下げているカメラとも干渉してしまいがちなのでこれを使った運用をしています。グラスストラップがないとカメラをしまう時にカメラのストラップがサングラスをひっかけて地面に落としてしまうことがよくあるので、ハイキング・登山ではこれがあるとかなり便利です。

著者
ヤムパパー

秩父・奥武蔵・奥多摩・伊豆諸島がホームグラウンドの低山ハイカー。動植物の写真を撮りながら歩くのが好き。日帰りメイン時々テント泊。著述家・翻訳家

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